
SYNOPSIS
作品概要
構想15年、『告白』中島哲也監督7年ぶりの新作は新境地となる感動傑作。
家族から目を背けた男、娘に捨てられた女、子を生きる糧にした男、産んだ子を愛せなかった女……。過去に大きな傷を負った大人たちが出会ったのは、今を必死に生きる“たったひとつの小さな命”だった。
探偵の佐竹と助手で修行中の聡子は、ある殺人事件の真相を探るうち、9年前の誘拐事件で連れ去られた「新」という子どもにたどり着く。重い障がいがありながらも数奇な運命を生きのびてきた新。今を必死に生きる一つの小さな命によって、傷ついた大人たちの魂は生きる力を取り戻してゆく--。
打海文三の同名小説を原作に、西島秀俊、満島ひかりら豪華キャスト陣で贈る、愛を求める全ての人を照らす物語。
親であること。親になること。目を背けたいもの。目を逸らしてはならないもの。人は間違える。犯した罪は消えない。それでも、どんな命にも、生まれてきた喜びがあると信じたい。そんな者たちの情状に映画は耳を傾ける。あなたは一人ではないと語りかけるように。


ANNOUNCEMENT
本年1月1日に映画化決定の情報を公開した際に、中島監督の過去作品の報道に関わる様々なご意見をいただきました。
それらのご意見を真摯に受け止めた結果、製作委員会として、当該作品で起きたことは不幸な出来事であり、今後も決して同様のことが起きないよう万全の対策を取るべきであると痛感し、この問題をさらに詳しく調査、検証すべきであるという思いに達しました。
そして、本作『時には懺悔を』の関係者一同がその真相を理解、納得し、ベストな状況で一丸となって作品を届けるためには充分な時間が必要と判断し、当初予定した公開時期を2026年に延期する事を決定致しました。
現在、当時の関係者へのヒアリングを中心に調査を進めております。
それが『時には懺悔を』という映画にとって最良の選択であると信じておりますし、こうした努力が我々映画製作者の今後にとって良き教訓になる事を願います。
公開を心待ちにしておられた方々には誠に申し訳ございませんが、ご理解いただけますようよろしくお願い致します。
2025年4月28日
『時には懺悔を』製作委員会